ミニクラは、70年以上の実績ある寺田倉庫が手がける宅配トランクルームということで、保管環境が良さが人気の理由となっています。
さらにミニクラの特徴は段ボール箱1つから預けられるところです。
大型荷物を預けるほどではないけれど、衣類や本などを気軽に預けたいという方から人気を集めています。
しかし、具体的にミニクラの箱プランはどのような内容なのかわからない方は多いでしょう。
そこで今回の記事では、ミニクラの基本のボックスプラン、本のためのブックボックスプランについて解説したいと思います。
それぞれのボックスプランの特徴、メリットデメリット、再入庫の方法までご紹介しましょう。
ボックスプランに関する情報がわからないと、あなたに合った宅配トランクルームなのか判断できないでしょう。
今回の内容を見ていただくと、あなたにとって使いやすい宅配トランクルームなのか判断できるはずです。
minikuraの箱プランはどんなサービス?
宅配トランクルームはさまざまなタイプがありますが、大きく2つのタイプに分けられます。
1つ目は、一定の収納スペースをレンタルし、そこに家具家電やキャンプ用品など大型荷物を入れておくタイプ。
2つ目は、衣類や本や雑貨などの小型荷物を段ボールに入れて保管するタイプです。
ミニクラは後者の段ボール保管タイプのサービスです。
1ボックスから利用できる気軽さが良いですね。
しかし、ミニクラは段ボール保管に特化した宅配トランクルームということで、プランが多く、料金設定などもやや複雑です。
そのため、以下のような疑問がある方は多いでしょう。
ボックスプランの種類を知りたい
ミニクラは、さまざまなニーズに答えるために、多彩なプランを用意しています。
基本のボックスプランだけで6種類、ブックボックスプランは2種類あります。
そのため、どのプランを利用すれば良いのかわからない…という方は多いでしょう。
それぞれのプランの種類を理解して、自分にあったプランを選びたいですね。
ボックスプランの取り出し、再入庫について知りたい
宅配トランクルームは預けっぱなしではなく、必要に応じて取り出したり、再入庫したりを繰り返すことになります。
衣替えのたびに取り出したり、クリスマスシーズンにアイテムを取り出すなどの使い方をするでしょう。
そのため、取り出しや再入庫に関する情報も知っておきたいですね。
はじめに預け入れるのは簡単でも、取り出したり再入庫する時に面倒なのは困ります。
ミニクラを上手く利用するためには、このような箱プランに関する疑問をクリアにする必要があります。
次の章からは、ミニクラの箱プランについて詳しく解説したいと思います。
minikuraの箱プランの内容は?基本の6プラン・ブックボックス2プランを解説
ミニクラを上手く利用するためには、8つの箱プランを把握する必要があります。
基本の6つの箱プラン、2つのブックボックスプランについて解説していきましょう。
minikuraの基本の6つの箱プラン
ミニクラはさまざまな使い方ができるように、6つの基本プランを用意しています。
月額保管料金、サイズ、点数制限、取り出し料金の項目別にまとめましたのでご覧ください。
MONO・写真撮影あり | HAKO・写真撮影なし | |||||
プラン名 | MONOレギュラー | MONOワイド | MONOラージ | HAKOレギュラー | HAKOワイド | HAKOラージ |
月額保管料金 (税込) |
330円 | 330円 | 600円 | 275円 | 275円 | 480円 |
サイズ | 38cm×38cm×38cm(114cm) | 20cm×60cm×38cm(118cm) | 38cm×68cm×45cm(151cm) | 38cm×38cm×38cm(114cm) | 20cm×60cm×38cm(118cm) | 38cm×68cm×45cm(151cm) |
サイズ目安 | A4ファイル約60冊・DVD約130枚 | 薄手のジャケット10枚 | 機内持ち込み可能スーツケース | A4ファイル約60冊・DVD約130枚 | 薄手のジャケット10枚 | 機内持ち込み可能スーツケース |
点数制限 | 20kgまでなら点数制限なし | 20kgまでなら点数制限なし | 25kgまでなら点数制限なし | 20kgまでなら点数制限なし | 20kgまでなら点数制限なし | 25kgまでなら点数制限なし |
箱単位取り出し料金(税込) | 1,100円 1年以上で無料 |
1,100円 1年以上で無料 |
1,320円 1年以上で無料 |
1,100円 1年以上で無料 |
1,100円 1年以上で無料 |
1,320円 1年以上で無料 |
アイテム単位取り出し料金(税込) | 880円 | 880円 | 880円 |
このように、さまざまなタイプに分かれていますね。
この表をもとに、1つずつわかりやすくご説明していきたいと思います。
MONOプランとHAKOプランに分かれている
まずミニクラの箱プランは、MONOプランとHAKOプランに分かれているのが特徴です。
この2つの違いは、写真撮影の有無です。
ミニクラでは、保管する物を1点ずつ写真にとってWEB上でリスト化するというサービスを行っています。
このサービスがあるのがMONOプランです。
ミニクラに送られてきた段ボールはミニクラのスタッフが開封し、1点ずつ写真撮影をします。
写真撮影なしのプランはHAKOプランです。こちらの場合は、送られてきた段ボールは開封されず、そのまま保管されることになります。
MONO(物)で管理するタイプと、HAKO(箱)で管理するプランと覚えておくとわかりやすいでしょう。
MONOプランとHAKOプランのメリットデメリット
次にMONOプランとHAKOプランの違いを理解するために、それぞれのメリットデメリットを見ていきたいと思います。
メリット | デメリット | おすすめな人 | |
MONO | ・リスト化される ・1点ずつ取り出せる ・クリーニングオプションをつけられる ・ヤフオク出品ができる |
・保管料金が高い ・中身を見られる |
・預けた荷物をチェックしたい ・アイテムごと取り出したい ・オプションをつけたい ・中身を見られても良い |
HAKO | ・保管料金が安い ・撮影不要の場合に便利 ・中身を見られたくない時便利 |
・リスト化されない ・1点ずつ取り出せない ・クリーニングオプション不可 ・ヤフオク出品不可 |
・安さにこだわりたい ・中身を見られたくない ・オプションは必要ない ・預けた荷物は自分で把握できる |
このように、預けた荷物をスマホやPCでチェックしたい、アイテムごと取り出したい、アイテムごとオプションをつけたい方はMONOプランがおすすめですね。
アイテム単位で管理できるので、さまざまな使い方ができるでしょう。
中身を見られても問題ないという方も、MONOプランで問題ないですね。
一方、安さにこだわりたい、中身は見られないという方はHAKOプランがおすすめ。
オプションなども不要で箱単位で管理したい方はこちらが便利です。
預けた荷物は自分で管理できるなら、写真撮影&リスト化は不要ですね。
このように、2つのプランを理解した上で使い分けることで、「無駄のない費用」「自分に合った使い方」ができるでしょう。
どんな荷物を預けたいか、どんな使い方をしたいか、予算はどれくらいにするかを考えた上で、プランを選ぶと良いですね。
サイズは3タイプ
MONOプランとHAKOプランは、さらにそれぞれ3つのサイズに分かれています。
それぞれの特徴をご覧ください。
レギュラーボックス
レギュラーボックスは、正方形の箱になります。
上表にあるように、A4ファイル約60冊、DVD約130枚ほどが収納目安になります。
20kgまでなら点数制限はありませんので、細かい物をたくさんいれることができるでしょう。
正方形なので色々な形の物が入るという使いやすさもありますね。
書類や写真などコンパクトだけど大量にある荷物を入れるなら、こちらのボックスが良いでしょう。
子供のおもちゃやぬいぐるみなど、さまざまな形の荷物がある場合も、この正方形のボックスがおすすめです。
荷造りの時も、無理なく詰めることができるでしょう。
ワイドボックス
ワイドボックスは横長の箱になります。
薄手のジャケット10枚ほどが収納目安になります。
ジャケットの他コートや厚手のニットなど、ボリュームのある衣類が入りやすい大きさです。
ブーツや靴なども入れやすいでしょう。
このボックスは、やはり衣類を入れるのに便利な大きさと形ですね。
ニット、アウター、手袋、ブーツなど、冬物一式を入れておくのに最適です。
Tシャツやパンツなど、1種類の衣類をぎっちり入れる場合にも使いやすいでしょう。
ただし、このボックスはあまり高さがないので、大きなアイテムを入れたい場合には向いていませんのでご注意ください。
ラージボックス
ラージボックスはレギュラーボックスの約2倍のビックサイズの箱です。
掛け布団のシングルサイズも十分入る大きさです。
機内持ち込み用のスーツケースの大きさが目安になります。
おすすめは、衣装ケースをそのまま入れるという方法です。荷造りをせずにそのまま入れてしまうと非常に楽ですよね。
嵩張るアウトドアグッズなどの収納にも良いでしょう。
しかし、このボックスはかなり大きなサイズなので、あまり詰める荷物がない方には向いていません。
他社の宅配トランクルームのボックスプランの場合、箱のサイズが1種類ということもありますが、ミニクラはこのように3種類から選べるので便利ですね。
ボックスを選ぶ時には、ある程度、詰める荷物を決めておくことをおすすめします。
「適当にボックスだけ取り寄せて、そこに入る荷物を入れよう」と思う方もいるでしょう。
しかしそうすると、「意外と荷物が多くてスペースが足りない」「意外と入れる物が少なくてスペースが余ってしまった」となってしまいます。
無駄なく利用するためには、少し面倒でも事前に確認しておくと良いですね。
月額料金はリーズナブル、取り出し料金は1年以上で無料
次に気になる費用について見てみましょう。
上表にあるように、月額料金は相場よりやや安い設定になっています。
宅配トランクルームの相場はこちらの記事「宅配トランクルームの料金相場は?トータル費用や月額料金を比較」を参考にしてくださいね。
さらにミニクラの特徴は、段ボールごとの取り出し料金が1年以上の利用で無料になることです。
これは他社にはあまりないサービスなので、ミニクラのおすすめポイントですね。
ただし、アイテム単位での取り出しは有料になりますのでご注意ください。
minikuraの2つのブックボックスプラン
続きまして、ミニクラの本専用のブックボックスプランについてご紹介したいと思います。
ミニクラは基本のボックスプランの他に、本のための2つのプランを用意しています。
基本のボックスプランとの違いは2つあります。
1つ目は段ボールの底が2重になっているので重い本でも大丈夫ということ。
2つ目は、本や書類を処分できる「文書溶解サービス」オプションが利用できることです。
2つのプランの月額保管料金、サイズ、取り出し料金の項目別にまとめましたのでご覧ください。
プラン名 | MONOライブラリー(写真撮影あり) | HAKOブック(写真撮影なし) |
月額保管料金(税込) | 495円 | 275円 |
サイズ | 42cm×33cm×29cm | 42cm×33cm×29cm |
箱ごと取り出し送料(税込) | 1,100円 1年以上で無料 |
1,100円 1年以上で無料 |
アイテムごと取り出し送料(税込) | 356円+35円/点 |
このようにブックボックスプランはどちらもサイズは同じ。マンガ本なら100冊程度収納できます。
異なる点は、写真撮影の有無と月額保管料金ですね。
前述したように、リスト化してほしい場合はMONOプラン、中身を見られたくない場合はHAKOプランが良いですね。
アイテムごと取り出したい場合もMONOプランが良いでしょう。
アイテムごとの管理が必要ないから、費用の安さにこだわりたい方は、HAKOプランが良いですね。
基本プランでお伝えしたように、ブックボックスプランも保管料金は比較的安いです。
箱ごとの取り出し送料が1年以上の利用で無料になる点も、基本プランと同じになります。
minikuraの箱プランの再入庫は?プラン別の方法を解説
ここまでボックスプランの種類別にどんな内容のプランなのかご紹介してきました。
あなたの場合は、どのプランを選べば良いのかおわかりいただけたと思います。
取り出しの際の料金についても把握できたでしょう。
しかし、ミニクラのボックスプランを利用する際には、取り出しだけでなく、また預け入れるケースが多いでしょう。
イベントで使用したグッズや、衣替え後の服などは、今ある段ボールに入れて入庫したいですよね。
ここからは、ボックスプランの再入庫についてお伝えしたいと思います。
箱プランの再入庫は送料無料
まずは、再入庫の際の送料についてご説明しましょう。
ミニクラでは、倉庫に預け入れる場合の送料はかかりません。
これは初めに入庫する時だけでなく再入庫にも適応されます。
何回目であっても倉庫に預け入れる時は送料無料なので安心ですね。
箱プランは返却される箱で再入荷できる
次に、再入庫の際の箱についてご説明します。
ボックス保管プランの箱は再入庫が可能です。
取り出しをして自宅に届いた箱に、再度荷物を詰めて預け入れができるということですね。
ただし、「写真撮影ありプラン」「写真撮影なしプラン」で少し利用方法が異なりますのでご説明しましょう。
撮影ありプランの箱を再入庫する場合
撮影ありプランの箱を再入荷する場合は、「手元に着払い伝票がある」or「ない」で対応が異なります。
手元に着払い伝票がある場合
返送された箱には着払い伝票が同梱されています。
もの着払い伝票がある場合は、この伝票にて荷物を直接ミニクラに送ってください。
手元に着払い伝票がない場合
もし着払い伝票をなくしてしまった場合には、WEB上にて手続きする必要があります。
マイページの「メニュー」→「預け入れ」→「ボックス預け入れ」→「再度ボックスを預ける」と進めます。
「撮影ありプランを再度預ける場合」をクリックすると宛先が表示されるので、その宛先へヤマト運輸の着払いで荷物を送ってください。
着払い伝票がないとちょっとだけ手続きが面倒なので、返送時に同梱されている着払い伝票はとっておくと良いですね。
撮影なしプランの箱を再度預ける場合
撮影なしプランの箱を再入荷する場合は、「マイページから申し込み」or「自分で発送」対応が異なります。
マイページから申し込む
撮影ありプランの箱を再入荷する場合は、基本的にマイページから集荷依頼をする必要があります。
マイページの「メニュー」→「預け入れ」→「ボックス預け入れ」→「再度ボックスを預ける」と進めます。
ボックス一覧から預かるボックスを選びクリックして、案内に従って申し込み手続きをしてください。
配送業者が印字済みの伝票を持ってきてくれるので、伝票にて荷物を送ります。
自分で発送する
マイページの「メニュー」→「預け入れ」→「ボックス預け入れ」→「再度ボックスを預ける」と進めます。
「撮影ありプランを再度預ける場合」をクリックすると宛先が表示されるので、その宛先へヤマト運輸の着払いで荷物を送ってください。
ただし、この場合はボックスIDが新しいものに変わりますのでご注意ください。
このように、再入庫の場合はプランや状況によって異なりますのでご注意ください。
いずれにしても、段ボールをそのまま使えるので便利でエコですね。
箱プラン再入庫の注意点
再入庫をする際に気を付けていただきたいことがありますのでお伝えしておきましょう。
それは、ミニクラは必ず専用箱が必要になるということです。
他社の宅配トランクルームの場合は、専用段ボールではなく、手持ちの段ボールでもOKというケースもあります。
しかし、ミニクラの場合は必ず専用箱が必要になりますのでご注意ください。
専用の箱以外の箱で送ってしまうと、返送される場合があり、送料はお客様負担となってしまいますので気を付けてくださいね。
minikuraの箱プランは種類豊富で使いやすい!再入荷もスムーズ
(画像出典:minikura)
今回はミニクラの箱プランについて解説してきました。
ミニクラは段ボールで保管するボックスプランに特化したサービスです。
そのため、6つの基本プラン、2つのブックボックスプランと幅広いプラン用意しています。
それぞれのプランの内容、メリットデメリットなどを理解し、自分に合ったプランを上手く選ぶことが大事です。
また、ミニクラのボックスプランは何度も出し入れしながら使うことが多いでしょう。
そのため、再入庫の利用方法も確認しておくと安心ですね。
送料がかからず着払いで送れるところ、プラン別に使い方が違うところは覚えておきましょう。
ミニクラを賢く使うためには、プランをしっかり理解して使い分けることが大事です。
今回の内容を見ていただき、あなたに合った使い方をしてくださいね。