サマリーポケットは、送られてきたダンボールに荷物を詰めて送るだけの簡単な宅配トランクルームサービスです。
しかしながら、この荷造り作業がネックになっているかもしれませんね。
サマリーポケットは申し込みや集荷依頼などの手続きは全てアプリで完結するのでとても簡単です。
しかし、当たり前ではありますが、ダンボールに荷物を詰める作業だけは手作業になるため、これが面倒に感じる方は多いでしょう。
「何を用意すればいい?圧縮袋やガムテープは必要?」「詰め方にコツははある?」など疑問があるかもしれませんね。
そこで今回は、サマリーポケットを利用するために避けては通れない「梱包」についてご説明したいと思います。
梱包に必要な物、梱包前にしておく事、詰め方など、一通りの梱包方法について解説します。
梱包がネックでサマリーポケットを躊躇している方も、具体的なポイントがわかるとスムーズに利用できるでしょう。
サマリーポケットを利用したいけれど梱包が面倒
サマリーポケットは、一連の手続きがアプリで完結できる便利な宅配トランクルームです。
しかし、ダンボールに荷物を詰めるという梱包作業だけは手作業になります。
引っ越しの時とは違い、サマリーポケットのスタッフが荷解きするため、適当に詰めるわけにもいかないですよね。
また、適当に詰めてしまうと、輸送中に破損したり、保管中に劣化してしまう等の心配もあります。
そのため、以下のような疑問がある方も多いでしょう。
梱包に必要なものは何?
梱包するために必要な物は何なのでしょうか。
いざ荷造りをしようと思ったら、ガムテープがなくて作業できなかった…となると面倒です。
すぐに準備できないような物があるなら、予め把握して準備しておきたいですね。
上手く梱包するためのポイントはある?
サマリーポケットに送る上で気にすべきことは「倉庫スタッフにきちんと対応してもらえるように詰めること」「荷物が劣化しないように詰めること」でしょう。
そのために上手く詰めるポイントは何なのでしょうか。
それがわからずに適当に詰めてしまうと、きちんと対応してもらえなかったり、荷物が輸送中に壊れてしまった…なんて失敗があるかもしれません。
このように梱包に関する不安や疑問があると、サマリーポケットに興味があっても、なかなか利用する気になれないでしょう。
反対に、梱包が上手くできれば、サマリーポケットを便利に使いこなすことができます。
次の章では、サマリーポケットの荷物の梱包について詳しくご説明したいと思います。
サマリーポケットの梱包方法を解説!必要な物、事前準備、詰め方、梱包の4ステップ
サマリーポケットを利用したいけれど、梱包作業がネックになっている方は多いでしょう。
ここからは、「何を準備すればいい?」「上手く詰めるポイントは?」という方に向けて、梱包作業をわかりやすくお伝えしたいと思います。
ただ闇雲に「梱包するぞ」と取り掛かっても大変ですが、4つのステップに分けて考えるとスムーズになりますよ。
- 必要な物を揃える
- 事前準備をしておく
- アイテムごと詰める
- 最後に梱包する
この4ステップに分けてご説明していきたいと思います。
サマリーポケット箱の準備①必要な物を揃える
まずは、サマリーポケット梱包作業に必要な物を揃えておきましょう。
「ガムテープ」「圧縮袋」「プチプチ(エアマット)」「不織布の袋」を揃えておくことをおすすめします。
1つずつご説明していきますね。
ガムテープ
サマリーポケットの梱包作業をするにあたり、必ず必要になるのはガムテープです。
他の物は必ず必要というわけではありませんが、ガムテープは必須となっています。
ダンボールに付属していると楽ですが、残念ながらついてきません。
自分でガムテープだけは準備しておきましょう。
紙製は強度が弱いため、布製やビニール製のガムテープが安心です。
100均で買うことができますので、もし自宅にない場合は準備しておきましょう。
圧縮袋
圧縮袋は必須アイテムではありませんが、あると便利なアイテムです。
特に布団類を入れる場合には用意しておきましょう。
圧縮袋は、大きな布団でもかさを減らすことができるので、収納スペースに有効に使えるようになります。
湿気や臭いから布団を守ることもできるメリットもありますね。
布団だけでなく、タオル類や子供服など、コンパクトにして収納したい物があれば、多めに圧縮袋を準備しておきましょう。
圧縮袋も、布団用、衣服用など、さまざまなサイズが100均で売られていますので、準備しておくと良いですね。
プチプチ(エアマット)
サマリーポケットに荷物を預ける時に準備しておきたい物はプチプチ(エアマット)です。
こちらも100均で購入することができます。
サマリーポケットでは、CDのケースやガラス製の食器など、壊れやすい物に関しては、もし壊れた場合でも補償対象になりません。
「壊れやすい物は自己責任になりますので、しっかり梱包してくださいね」ということですね。
そのため、食器やフィギュアなど壊れやすい物を詰める場合には、必ずプチプチ(エアマット)を準備しておきましょう。
不織布の袋
最後にご紹介するのが不織布の袋です。
洋服、バック、靴などを詰める時にとても便利なので、用意しておくと良いでしょう。
こちらも100均で購入できます。
洋服やバックを購入した時についていた不織布の袋がある場合は、それを使っても良いですね。
不織布の袋は、細かいゴミやほこりなどからガードしつつ、通気性は良いのが特徴です。
デリケートな服など大事なアイテムをきれいに詰めたい場合は、用意しておくと良いでしょう。
サマリーポケット箱の準備②事前準備をしておく
続きまして、梱包作業の前にしておきたい事前準備についてお伝えしたいと思います。
しかし、そんなに難しく考える必要はありません。
自宅のクローゼットや押し入れにしまう前にするような事をすれば良いだけです。
「クリーンニング」「洗濯」「お手入れ」をしておくと良いでしょう。
1つずつご説明しますね。
クリーニングに出しておく
シーズンオフのアウターなどをしまう時には、クリーニングに出しますよね。
いつもクリーニングに出してからしまっているアイテムについては、サマリーポケットに預ける前にもクリーニングに出しておきましょう。
きれいな状態にしてから保管すれば、きれいな状態で取り出すことができますね。
しかし、サマリーポケットでは保管と合わせてクリーニングに出せるオプションもあります。
一般的な宅配クリーニングよりも安く利用できるメリットがありますので、検討してみましょう。
サマリーポケットのクリーニング情報はこちらの記事「サマリーポケットはコートダウンなどクリーニングが便利!口コミや日数も解説」で詳しくお伝えしています。
洋服だけでなく、靴、布団、ラグ・カーペットなどのクリーニングも可能なので、とても便利ですよ。
もっと安く利用できる近所のクリーニング店があるという方は、クリーニングに出してから、サマリーポケットに預ければ良いですね。
洗濯しておく
自宅で洗える物は自宅で洗っておきましょう。
一度着た洋服などは当然洗濯してからボックスに詰めると思いますが、一度洗濯した物もチェックしてみてください。
子供のサイズアウトした服をまとめて保管しておこうという方は多いでしょう。
その場合、一定期間着ずに放置されていたために、臭いやほこりなどの汚れがついる場合があります。
余裕がある時に一度洗っておくと、きれいに保管することができるでしょう。
お手入れしておく
洗うことができない物に関しては、きれいにお手入れしておきましょう。
例えば、バックや靴は布で拭いて磨いておくと良いですね。
本やアルバムなども、ホコリがついていることが多いので、きれいに拭き取っておきましょう。
子供のおもちゃやぬいぐるみの場合や、手垢などで汚れていることが多いです。
プラスチック製など水拭きできる素材の物は、よく拭いておくと良いでしょう。
サマリーポケット箱の準備③アイテムごと詰める
いよいよ次は、アイテムごと詰める作業です。
面倒な作業ではありますが、圧縮袋やプチプチなど必要な物が揃っていて、さらに詰められる状態にお手入れしてあるので、サクサク詰めることができるでしょう。
さらに、ここからお伝えするポイントをおさえておくと、さらにスムーズですよ。
そのポイントは以下になります。
- 1点として撮影してほしいアイテムはまとめる
- 中身を見られたくないアイテムは見えないようにしておく
- ハンガー保管、クリーニングに出したいアイテムはまとめない
- 取り出しやすいように入れる
- エコノミープランはボックスに品名を書く
- ブックスプランはまとめずに入れる
- 圧縮袋に入れる
- 不織布の袋に入れる
- 壊れやすい物はプチプチなどで包む
①~⑥は、サマリーポケットをスムーズに利用するためのポイントになります。
⑦~⑨は、アイテムをきれいな状態で保管するためのポイントです。
それでは、1つずつご説明していきましょう。
①1点として撮影してほしいアイテムはまとめる
サマリーポケットのスタンダードプランでは、アイテム1点1点を写真撮影をして、WEB上にリスト化するサービスを行っています。
しかし1箱30点までというルールがあるため、細かい物など30点以上ある場合には、サマリーポケット側が適宜30点にまとめて撮影を行うことになるのです。
例えばTシャツが10枚ある場合は10枚まとめて1点として写真を撮ったりします。
「このTシャツは1点ずつ撮ってほしかったのに…」となるかもしれませんね。
しかし、あらかじめ自分で1点として撮影してほしい物をまとめておくと、撮ってほしいアイテムを1点として撮ってもらえるでしょう。
複数枚のCD、まとめて撮っても良い雑貨などがあれば、袋や紐でまとめておいてくださいね。
②中身を見られたくないアイテムは見えないようにしておく
反対に趣味の物など、中身を見られたくない、撮影してほしくないという物もあるかもしれませんね。
その場合は、中身が見えないような袋に入れて、袋に「撮影を希望しない」などのメッセージを書いておきましょう。
その場合は、中身を出さずに袋ごと撮影してもらえるので安心ですよ。
ただし、念のため倉庫スタッフが中身をチェックする場合もあるので、注意ください。
③ハンガー保管、クリーニングに出したいアイテムはまとめない
サマリーポケットでは前述したように、クリーニングに出せるオプションがあります。
保管と合わせてクリーニングを利用する場合は、袋にまとめずに詰めておきましょう。
特に布団クリーニングの場合は注意が必要です。
圧縮袋に入れても良いのですが、あらかじめシーツや布団カバーなどは外しておく必要があります。
カバー類を外した上で1点ずつ圧縮袋に入れるようにしてくださいね。
また、1着ずつハンガーに保管するオプションもあります。
こちらのオプションを利用するアイテムについては、袋にまとめずに1点ずつ詰めておきましょう。
④取り出しやすいように入れる
サマリーポケットに預ける荷物を詰める時には、取り出す時のことも考えておきましょう
複数のダンボールに詰める場合は、取り出しやすいように入れることが大事です。
例えば、クリスマスに使うアイテムを1つのダンボールに入れておけば、クリスマスシーズン前に、その箱だけを取り出せば良いですね。
ダウン、ニット、手袋やマフラー、ヒーターなどをまとめて入れておけば、冬前の衣替えの時にその箱だけ取り出せます。
このように、それぞれのダンボールを取り出しやすいような荷物の組み合わせにしておくと良いでしょう。
⑤エコノミープランはボックスに品名を書く
サマリーポケットのプランは写真撮影ありのスタンダードプランと、写真撮影なしのエコノミープランに分かれています。
エコノミープランの場合は、箱の中のアイテム1点ずつをリスト化することはありません。
そんため、箱の中に何が入っているのかわかるように、手書きで記入するようになっています。
「冬物の服」「思い出の品」「アウトドア用品」など、あなたがわかりやすいように書いておきましょう。
また、エコノミープランの場合は箱詰めした状態の中身をスマホで撮影しておくことをおすすめします。
そうすれば、サマリーポケットの写真撮影サービスがなくても、後から確認できますね。
⑥ブックスプランはまとめずに入れる
サマリーポケットには本専用のブックスプランがあります。
特徴は、バーコードを読み込んで作者とタイトルを自動管理してリスト化するというものです。
しかもバーコードがついているアイテムは上限なく登録することができます。
そのため、ボックスに詰める時には、袋や紐でとめずに、1点ずつ入れるようにしましょう。
間違えて袋に入れてしまっても、開封して1点ずつ登録してもらえますが、スタッフの方の手間になってしまいますので、そのまま入れることをおすすめします。
ボックスプランについては、こちらの記事「サマリーポケットの本や漫画のボックスプランを解説」をご覧ください。
また、本を詰める時には、入れ方にも注意が必要です。
本を縦に入れると曲がりやすくなりますので、寝かして入れるようにしましょう。
大きな本や重い本を下に入れて、一番上が小さくて軽い本になるように積み上げていくと良いですね。
⑦圧縮袋に入れる
圧縮袋に入れることで、かさを減らすことができて、湿気や臭いから中身を守ることもできます。
この圧縮袋のメリットを理解した上で、嵩張る物はどんどん圧縮袋に入れていきましょう。
以下のようなものは圧縮袋の収納がおすすめです。
- 嵩張る布団、毛布などの寝具
- タオル類
- Tシャツなど生地のしっかりした衣類
- 子供のサイズアウトした服
まず、寝具に関しては大幅にサイズダウンできるので、圧縮袋が便利です。
しかし羽毛布団に関しては、あまり空気を抜いてしまうと羽根が傷んでしまう恐れがありますので、緩めに圧縮してくださいね。
それでも、圧縮しない時に比べると、だいぶコンパクトになりますので、詰めやすくなりますよ。
またタオル類や、生地のしっかりした衣類も圧縮袋に入れて問題ないでしょう。
デリケートな素材の服やシワになりやすい衣類は避けてくださいね。
いつかお下がりで使うために子供服を保管する場合も圧縮袋がおすすめです。
大量のサイズアウトした服がある場合でもコンパクトになるので詰めやすいでしょう。
⑧不織布の袋に入れる
デリケートな服やバックなど、できるだけきれいな状態で保管したい物は、不織布の袋に入れると良いでしょう。
また、前述したように、見えないようにしたいアイテムに関しても、不織布の袋がおすすめです。
通気性が良いのでデリケートな素材の物でも安心して入れることができます。
ただし、不織布の袋はビニール袋などとは違い、嵩張る傾向にあります。
不織布の袋に入れたことで収納が難しくなる場合は、袋に入れずそのまま入れても良いかもしれませんね。
⑨壊れやすい物はプチプチなどで包む
サマリーポケットでは、基本的に壊れやすい物は保管不可としていますが、自己責任という形であれば預けることは可能です。
しかしその場合は、必ずプチプチなどの緩衝材で包んで詰める必要があります。
以下のような物は必ず包むようにしてください。
- ガラスの食器
- 雛人形、五月人形
- フィギュア
- DVDのプラスチック製ケース
- カメラ
- キッチン家電
このような物は上の章でお伝えしたように、プチプチ(エアマット)で包むのがベストですが、足りなくなった場合には新聞紙でもOKです。
これ以外にも、輸送中の衝撃により壊れやすいと思われる物はしっかり包んでくださいね。
サマリーポケット箱の準備④最後に梱包する
ここまで、①必要な物を揃える→②事前準備をしておく→③アイテムごと詰める、までご説明してきました。
あとは最後に梱包するだけですね。
ポイントは以下の3つになります。
- すきまがあればプチプチなどを入れる
- ガムテープで止める
- 着払い伝票を貼る
全てのアイテムを詰めてみて、すき間がある場合は、プチプチや新聞紙などを入れましょう。
箱を少し揺らしてみても、中身が動かないようにしてくださいね。
あとはガムテープでしっかり止めればOKです。
1本ではなく、横1本、縦2本のように数ヵ所止めてくださいね。
最後に着払い伝票を貼りますが、あらかじめ印字されているので、記入は不要で簡単です。
サマリーポケットの梱包はポイントをおさえるとスムーズ。圧縮袋とガムテープは必須アイテム
(画像出典:サマリーポケット)
今回は、サマリーポケットを利用したいけれど、梱包が面倒…という方に向けて、梱包方法を解説してきました。
何となく「梱包って大変」と思うと億劫になってしまいますが、今回ご紹介したようにポイントをおさえると意外とスムーズです。
「必要な物を揃えておく」「事前準備しておく」「アイテムを詰める」「梱包する」という4ステップで考えてみるのがおすすめです。
アイテムを詰める工程は少し大変ですが、「サマリーポケットを上手く利用するためのポイント」「荷物をきれいに保管するためのポイント」に分けて考えてみると良いでしょう。
きれいに詰めておくと、取り出す時に手間がかからず、きれいな状態で取り出すこともできますので、頑張ってくださいね。