サマリーポケットは、取り寄せたダンボールに荷物を入れて集荷してもらうだけの便利なサービスです。
利用してみたいと検討中の方は多いでしょう。
しかしダンボールの利用方法についていくつか疑問もありますよね。
寄り寄せたダンボールが余ってしまった時はどうすれば良いのでしょうか。
また、再入庫する場合には再利用しても大丈夫なのでしょうか。
そこで今回の記事では、サマリーポケットの箱の利用方法について詳しく解説したいと思います。
結論から申し上げますと、ダンボールが余った場合、利用しなくても1ヶ月分の利用料金が発生します。
また、再入庫の場合はダンボールを再利用することはできますが、壊れたり破損している場合は新たに取り寄せる必要があります。
ダンボーブの使い方に関する注意点や具体的な利用方法をお伝えしていきますので、ダンボールの使い方に不安がある方はぜひ参考にしてください。
サマリーポケットはダンボールの使い方がわかりにくい
サマリーポケットは、気軽に第2の収納場所として利用できるように、できるだけ簡単スムーズに使えるシステムを工夫しています。
しかし、ダンボールの利用についてはちょっとわかりにくい部分もありますよね。
ルールに従って利用しないと、思わぬ費用がかかることもあるので注意が必要です。
ダンボールの利用に関して、以下のような疑問がある方は多いのではないでしょうか。
新規入庫の時に余った段ボールはどうすればいい?
まずは新規で利用する際の疑問です。
ダンボールを複数取り寄せた場合、もしダンボールが余ったらどうすれば良いのでしょうか。
例えば3箱取り寄せてみたけれど、意外と2箱に収まったという場合、余った1箱はどう処理すれば良いのか迷いますよね。
再入庫の時はダンボールを再利用することはできる?
また、再入庫の際の疑問もあるでしょう。
衣替えの時に冬物の入ったダンボールを1箱引き出す、アウトドア用品が入ったダンボールを1箱引き出すなどの使い方をすることがあります。
そして、再びシーズンオフの服を入れて再入庫したり、使い終わったアウトドア用品を再入庫することになるでしょう。
その場合、荷物の入っていたダンボールは再利用できるのでしょうか。
それとも新たなダンボールを取り寄せなければならないのでしょうか。
ダンボールの扱いについてこのような疑問があると、ちょっと億劫になってしまいますよね。
気持ちよくサマリーポケットを利用するためには、ダンボールの扱いに関する疑問をクリアにしておきたいです。
次の章からは、新規入庫、再入庫の際のダンボールの使い方について解説したいと思います。
サマリーポケットのダンボールの使い方を解説!新規入庫と再入庫の時の注意点とは
サマリーポケットに荷物を預けるためには、専用ダンボールの中に荷物を詰めて送ることになります。
そのダンボールの扱いについて、きちんと覚えておくべきことがあります。
それは、新規入庫の時に「余ったダンボールはどうするか」、再入庫の時に「ダンボールを再利用すべきか否か」ということです。
ここからは、この2点について詳しくご説明したいと思います。
しかし、基本的な利用方法がわからないと、ダンボールの扱いがわかりにくいと思いますので、まずは基本の流れからお伝えしますね。
サマリーポケットの基本の利用方法
サマリーポケットを利用するためには、専用のダンボールに荷物を入れて預け入れる必要があります。
手持ちの段ボールに荷物を入れて倉庫に送るということはできませんのでご注意ください。
新規利用の基本の流れは「箱を取り寄せる」→「荷物を詰める」→「集荷してもらう」の3ステップになります。
ステップ1:箱を取り寄せる
まずは、アプリorサイトからボックスを取り寄せます。
ダンボールの代金や送料は無料です。以下のような操作で進めることになります。
- 「ボックスを取り寄せる」をタップ
- 利用するプランと個数を選択して申し込む
- 会員登録をする
- 支払い方法を入力する
- ボックスお届け日時指定・集荷日程を入力する
- クーポン、招待コードがあれば入力する
サマリーポケットは無理なく利用できるように、わかりやすい手続きになっています。
特にアプリは視覚的に進めていけるので、WEB手続きが苦手な方でもスムーズですよ。
ステップ2:箱に詰める
申し込んだ分のダンボールが届いたら組み立てて、預ける荷物を詰めます。
ボックスプランはレギュラーとアパレルサイズは20kgまで、ラージサイズは25kgまでというルールがあるので注意してくださいね。
エコノミーの場合は、箱単位で取り出しやすい組み合わせにしておくと良いでしょう。
ステップ3:集荷を依頼する
荷物を詰め終わったら集荷してもらいます。
ステップ1の⑤で申し込んだ集荷の日になると、配送業者のスタッフが取りに来てくれます。
また、ステップ1のタイミングで申し込まずに、後から「直接佐川急便に集荷依頼をする」「佐川急便orコンビニに持ち込む」も可能。
集荷に関する詳細はこちらの記事「サマリーポケットの集荷方法!コンビニ発送や送り先・キャンセル変更方法まで」を参考にしてくださいね。
このような流れが基本の申し込み方法になります。
基本の利用方法についてもっと詳しく知りたい方は「サマリーポケットの寺田倉庫とは?トランクルーム保管の使い方とは」をご覧ください。
申し込みから集荷までの詳しい内容を解説しています。
新規入庫の余ったダンボールについて解説!利用しないと1ヶ月分の料金がかかる
ダンボールの基本的な使い方がわかったところで、「新規入庫の時に余った段ボールはどうすればいい?」の疑問について考えていきたいと思います。
サマリーポケットのダンボールのサイズは3種類あるのですが、どれも予想以上に多くの荷物を詰めることができます。
以下が各種ボックスになるのでご覧ください。
スタンダート(写真撮影あり) | エコノミー(写真撮影なし) | ||||
プラン名 | レギュラー | アパレル | ラージ | レギュラー | ラージ |
月額保管料金 | 330円 | 330円 | 605円 | 275円 | 484円 |
サイズ | 33cm×43cm×37cm | 20cm×60cm×38cm | 37cm×68cm×45cm | 33cm×43cm×37cm | 37cm×68cm×45cm |
このように、写真撮影ありのスタンダードとエコノミーに分かれています。
1アイテムずつ写真に撮ってWEB上にリスト化してもらえるのがスタンダードプラン。
エコノミープランはそのようなサービスはなく箱のまま保管するだけです。
ボックスの種類はレギュラー、アパレル、ラージの3種類になりますね。
レギュラーサイズは一番小さな大きさなのですが、正方形に近い形なので嵩張る物も意外とたくさん入ります。
アパレルは服を入れやすいサイズ、ラージは大容量サイズということで、3サイズとも多くの荷物を入れることができるでしょう。
そのため、「申し込んだダンボールよりも少ない個数で足りた」ということが予想されます。
例えば3箱は必要だと思って申し込んだのに、2箱に十分詰められたということもあるでしょう。
その場合、余った1箱のダンボールの扱いに悩みますよね。
余ったダンボールは返却する必要なし
余ったダンボールはサマリーポケットに返却する必要はありません。
返送にかかる手間や送料を払う心配もありませんので、ご安心ください。
自宅で自由に活用してOKです。
また、有効期限はありませんので、次回サマリーポケットを利用する時に使うことも可能です。
今は利用するつもりがなくても、次回のために、一定期間大事にとっておくと良いかもしれませんね。
ただし、1ヶ月分の月額料金が請求される
しかしながら、ダンボールを使用しない場合には、1ヶ月分の月額料金が請求されるという問題があります。
ボックスを取り寄せてから30日以内に「集荷→倉庫預け入れ」を行わないダンボールがあった場合には、申し込んだプランの月額料金と同様の代金を、請求されることになります。
何も利用していないのに、1ヶ月分だけ請求されてしまうのです。
「少し多めにダンボールを送ってもらおう」という軽い気持ちで申し込み、もしダンボールが余ってしまった場合には損をしてしまいますね。
ダンボールを申し込む時には慎重に
利用しないにもかかわらず、1ヶ月分の料金を請求されるのはちょっと悔しいですよね。
そのような失敗がないように、ダンボールを申し込む時には慎重になる必要がありますね。
預けたい荷物を並べてみて、どれくらいの大きさになるか縦横高さをメジャーで測ってみましょう。
それにマッチするサイズの箱と個数を考えて申し込むようにしたいですね。
ダンボールのサイズや容量、重量制限などについては、こちらの記事「サマリーポケットの箱サイズを解説!レギュラー、アパレル、ラージの大きさや重さについて」をご覧ください。
サイズ別にどんな荷物が向いているのかご説明していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
新規入庫の際の「余ったダンボール」の扱いについてご説明してきました。
ダンボールが余った場合、返却する必要はありませんが、1ヶ月分の料金が請求されることになりますのでご注意ください。
前述したように、ダンボールの代金とダンボールを送ってもらう送料は無料になります。
もし箱が足りなかった場合は、また申し込めば無料で送ってもらうことも可能です。
まずはジャストの数を申し込んでおいて、もし足りなかったら追加するという使い方が賢明ですね。
再入庫のダンボールの再利用について解説!再入庫時に利用可能
次に、「再入庫の時はダンボールを再利用することはできる?」の疑問についてご説明したいと思います。
サマリーポケットに預けた荷物は必要に応じて引き出すことになるでしょう。
その場合、「引き出すだけ」と「引き出した後再入庫する」パターンがあるでしょう。
「預けていた荷物を引き出して断捨離してしまおう」「預けていた荷物を引き出して友人にあげよう」などの場合には、引き出すだけパターンですね。
一方「夏物を引き出して冬物を預け入れよう」「アウトドア用品を引き出して利用した後はまた預け入れよう」という引き出した後再入庫パターンも多いですよね。
その場合に迷うのが、引き出したダンボールをそのまま再利用できるのかということです。
取り出したダンボールは再利用して再入庫OK
再入庫をする場合、取り出したダンボールを再利用することが可能です。
例えば、夏物の服が入っていたボックスを引き出したとしましょう。
夏物の服を全て取り出して空っぽになった箱に、今度は冬物を入れて預け入れるという使い方です。
引き出したダンボールが無駄になることなく、新しいダンボールを取り寄せるための申し込みなどの不要なのでスムーズですね。
新しいダンボールが届くのを待つ時間もないので、片付けがスムーズに進むところも良いですね。
その場合は、アプリorサイトから以下のような流れで再入庫することになります。
- 画面下の「預ける」をタップ
- 「集荷を依頼する」をタップ
- 集荷日程を入力する
取り出したアイテムと別のアイテムを預ける場合には、保管アイテム名を変える必要があります。
例えば「衣類」を取り出して「靴類」を預け入れる場合は、「衣類」をペンで線を引いて消して、空いているスペースに「靴類」と書いておきましょう。
集荷に来た配送業者のスタッフの方は、印字済みの着払い伝票を持ってきてくれるので、箱にその伝票を貼って渡すだけでOK。
忙しい時でも楽に利用できて便利ですね。
ただし、状態が悪いと追加手数料がかかることも
しかしながら、ダンボールの状態が悪い場合は再入庫はできません。
水濡れがひどい状態や、破損しているダンボールは、強度を確保できない場合があります。
そのような状態が悪い箱は、他のダンボールを重ねた時に重さに耐えられない可能性があるのです。
サマリーポケットの倉庫では、同じサイズの箱を積み重ねて保管するため、状態が悪い箱は、他の箱にも被害を及ぼす心配もあります。
そのため、状態が悪いダンボールがあった場合には、サマリーポケット側の判断で、新しいボックスに詰め替えることになります。
この時、詰め替え作業料金がかかることもあるので注意が必要です。
状態が悪いダンボールは再利用しないほうが賢明
引き出した段ボールを再利用して再入庫することは可能です。
しかし、状態が悪い箱は詰め替えられることになり、作業料金を請求される可能性があります。
そのため、状態が悪いダンボールは再利用しないほうが賢明と言えるでしょう。
「この状態は大丈夫かな?」と不安になる程度の場合も、再利用しないことをおすすめします。
詰め替え作業料金を請求されてしまうというデメリットもありますが、状態が悪い箱は、輸送途中で潰れてしまい、中の荷物が壊れてしまう可能性もあります。
大事な荷物のためにも、無理をせずに新しいダンボールを送ってもらいましょう。
再入庫の場合は日割り計算される
最後に、再入庫の際の保管料金についてお伝えしておきましょう。
再入庫する際には、下表の1日当りの保管料金が適応になります。
スタンダート(写真撮影あり) | エコノミー(写真撮影なし) | ||||
プラン名 | レギュラー | アパレル | ラージ | レギュラー | ラージ |
月額保管料金 | 330円 | 330円 | 605円 | 275円 | 484円 |
1日あたり保管料金(税込) | 10.6円 | 10.6円 | 19.5円 | 8.8円 | 15.6円 |
倉庫に到着した日から、「1日当りの保管料金」に利用日数をかけた後の料金が発生します。
小数点を切り捨てた金額になります。
1ヶ月単位で請求されることがないので、何日に再入庫しても損をすることがなく嬉しいですね。
ただし、出庫と再入庫が同じ月になる場合は注意が必要です。
その場合は、出庫月の1ヶ月の月額保険料金と、入庫時の日割り料金がかかることになります。
短期間で出庫と再入庫を行う場合には、ダブルで費用がかかることは覚えておいてくださいね。
サマリーポケットのダンボールは余った場合、再入庫の場合は注意が必要
(画像出典:サマリーポケット)
今回は、サマリーポケットの新規入庫、再入庫の時のダンボールの扱いについてご説明してきました。
1つ目は、新規入庫の際にダンボールが余った際の対応です。
ダンボールを使わない場合は返却する必要はなく、月額料金がずっと発生するということもありません。
しかし、1ヶ月分の月額料金だけは請求される形になるのでご注意ください。
新規で申し込む時には、ダンボールが余ることがないようによく考えましょう。
2つ目は、再入庫する際にダンボールを再利用する際の対応です。
取り出したダンボールを再利用することは可能ですが、強度に心配がある状態だと判断されると新しいダンボールに詰め替えられることになります。
この時、作業料金が発生する恐れがあるため注意が必要です。
心配な状態のダンボールの場合には、新規取り寄せを行いましょう。
今回お伝えした2つのケースを把握しておくと、ダンボールの扱いに失敗することなく、賢く利用することができるでしょう。