宅配トランクルームは自宅にいながら荷物を預けられる便利なサービスです。
近くに店舗型のトランクルームがない方も、持ち運ぶのが面倒という方も気軽に利用することができるでしょう。
しかし、利用してみたいと思っても「どうやって保管されるの?」「室内倉庫ってどんな感じ?」と保管方法に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
保管方法がよくわからないと、大切な物を預けるのはちょっと躊躇してしまいますよね。
そこで今回の記事では、宅配トランクルームの保管方法について解説したいと思います。
「どんな環境で保管するのか」「どんな方法で保管するのか」をお伝えしましょう。
宅配トランクルームは空調つき&セキュリティ対策万全の環境で保管されるので安心です。
さらに、箱ごと、アイテムごとなど、希望に合わせてた保管方法をしてもらえるのも特徴です。
納得できる保管方法であることがわかれば、安心して荷物を預けられるでしょう。
宅配トランクルームの保管方法が知りたい
自宅収納の延長として利用できると評判の宅配トランクルーム。
収納しきれない物がある場合でも、宅配トランクルームがあれば、物を手放さずに持ち続けることができます。
しかし、保管場所が確保できるのは嬉しいですが、「どんな方法で保管されるのか」が問題です。
保管してもらえるのは便利でも、湿気の多い場所で保管されてしまいカビが生えてしまった…なんてことがあったら困りますよね。
保管方法について、以下のような疑問がある方は多いでしょう。
室内倉庫ってどんな感じ?
宅配トランクルームサービスは、屋外ではなく室内倉庫で預かることが一般的です。
コンテナなどを利用した屋外型のトランクルームは見かける機会があるので、どんなものなのかイメージできるでしょう。
しかし宅配トランクルームの室内倉庫はなかなか見る機会がないため、どんな感じなのかわからないですよね。
室内倉庫とはどんな感じなのか知っておきたいですね。
どうやって保管されているの?
また預けた荷物は、室内倉庫でどうやって保管されるのでしょうか。
どんな方法で保管されるのかがわからないと利用する気にならないですよね。
例えば、保管方法の違いによって、1アイテムずつ取り出せる場合もあれば、箱単位でしか取り出せない場合もあります。
使用しやすい保管方法なのか確認しておく必要がありますね。
宅配トランクルームを利用したいと思っても、このような保管に関する疑問があって利用に踏み切れずにいる方もいるでしょう。
次の章では、宅配トランクルームに預けた荷物はどうなるのか?室内倉庫での保管方法について解説したいと思います。
宅配トランクルームに預けた荷物はどうなる?室内倉庫での保管方法を解説!
宅配トランクルームを利用する際には、預けた荷物がどのように保管されるのか確認しておくことが大事です。
ここからは、宅配トランクルームの「保管環境」「保管方法」についてご紹介しましょう。
そのためには、まず「室内倉庫」と「屋外倉庫」の違いもご説明したいと思います。
室内倉庫と屋外倉庫の違いは?室内倉庫のほうが優れた環境
トランクルームには、室内倉庫と屋外倉庫があります。
宅配トランクルームは基本的に室内倉庫に預けるサービスです。
その室内倉庫について知るためには、屋外倉庫と比較するとわかりやすいでしょう。
屋外型はコンテナが設置されたタイプが多い
屋外型のトランクルームはコンテナなどを利用したタイプのものが一般的です。
都市郊外などに設置されていることが多く、規模の大きさはさまざま。
物置やガレージのような感覚ですね。
外にある倉庫なので当然気候によって倉庫内の温度や湿度が変化します。
高温多湿の状態になることもあるため、洋服やバックなどデリケートな物の保管には向いていません。
しかし、コンテナの前に車を乗り入れられるので、荷物の出し入れが便利というメリットはありますね。
保管している荷物はいつでも自由に出し入れすることが可能です。
室内型は倉庫やビルの中など
室内型のトランクルームは、倉庫やビルの中に設置されているタイプが一般的になります。
外にある倉庫とは違い、空調設備が整っているケースが多いのが特徴です。
カビが生えないような温度と湿度に保たれているので、自宅の押し入れやクローゼットよりも優れた保管環境と言えるでしょう。
衣類や寝具などデリケートな物でも安心して預けることできますね。
管理者が常駐している施設も多いので、セキュリティ面でも安心できます。
このように、やはり保管環境が良いのは外にある屋外倉庫よりも、屋内倉庫と言えますね。
しかし、そのぶん屋外倉庫は月額料金が安い傾向にあります。
同じ大きさのスペースを利用した場合でも、屋外倉庫は5,000円以内、室内倉庫は1万円以上といった差が出るでしょう。
預ける物によって使い分けるという方法も良いですね。
それでは、屋外倉庫との違いについてわかったところで、さらに屋内倉庫の「保管環境」「保管方法」について深掘りしたいと思います。
保管環境は?空調設備付き&セキュリティ対策が万全
宅配トランクルームの室内倉庫はどんな保管環境なのでしょうか。
外にある屋外倉庫よりは環境が良いことをお伝えしましたが、さらにどんな特徴があるのかご説明していきたいと思います。
ポイントは「空調設備付き」「セキュリティ対策が万全」ということです。
詳しく見ていきましょう。
空調設備付き
室内倉庫の保管環境として覚えておきたい1つ目のポイントは、空調設備付きということです。
宅配トランクルームサービスの室内倉庫には、空調設備が付いていることがほとんどです。
空調設備が付いていると、トランクルーム内を設定した温度と湿度で保ち続けることができます。
カビが生えにくくなり、害虫の被害も受けにくくなるでしょう。
スーツやコートなどの洋服や着物、布団、電化製品なども預けておくことができますね。
自宅のクローゼットや押し入れの場合は、1年中同じ温度と湿度に保つことは難しいですよね。
真夏の留守中などは高温多湿の状態になってしまうでしょう。
空調設備付きのトランクルームなら、自宅で保管するよりも良い環境が整っているので、デリケートな物の保管に最適ですね。
しかしながら、宅配トランクルームサービスの室内倉庫すべてが空調付きというわけではありません。
空調設備がついていなく、常温管理の場合もありますのでご注意ください。
室内倉庫であっても空調がないと夏は高温、冬は低温になりますので、荷物の劣化に繋がる恐れもあるでしょう。
室内倉庫だから空調設備付きだろうと思わずに、空調設備が整っていることを確認してくださいね。
セキュリティ対策が万全
室内倉庫の保管環境として覚えておきたい2つ目のポイントは、セキュリティ対策が万全ということです。
宅配トランクルームの特徴は、自分で荷物を出し入れするのではなく、配送業者やトランクルーム業者が荷物を出し入れするということです。
つまり、宅配トランクルームの倉庫に出入りするのは、そのような業者のスタッフだけ。
店舗型のトランクルームの場合は、屋外であっても屋内であっても利用者が出入りしますが、宅配型の場合はそのような出入りがありません。
そのため、万全のセキュリティ対策ができているのです。
さらに、宅配トランクルームの室内倉庫は、所在地が公表されていないケースも少なくありません。
倉庫の場所はわからないのは不安と思うかもしれませんが、それだけセキュリティ対策を徹底しているということなの安心と言えるでしょう。
このように、宅配トランクルームの室内倉庫は空調設備が整っていて、セキュリティ対策が万全の保管環境ということがおわかりいただけたと思います。
宅配トランクルームの保管環境はどうなんだとう…と思う方も多いと思いますが、安心して預けられる環境ということがわかりました。
保管方法は?ボックスプランorスペースプランによって異なる
次に、宅配トランクルームの保管方法について考えたいと思います。
宅配トランクルームを利用したくても、保管方法がわからないと、納得して預けられないですよね。
宅配トランクルームの室内倉庫では、全ての荷物が同じように管理されているわけではありません。
プランによって保管方法が異なりますのでご注意ください。
そのプランとは大きく「ボックスプラン・箱ごと」「ボックスプラン・アイテムごと」「大型荷物プラン」に分けることができます。
それぞれの保管方法をお伝えしていきましょう。
「ボックスプラン・箱ごと」プラン
まず1つ目は、段ボールに入れた箱のまま保管するボックスプランです。
サービスによっては他のプラン名になっていることがありますが、ここでは「ボックスプラン」で統一しますね。
申し込みをすると専用段ボールが送られてくるので、その中に預ける荷物を入れて発送します。
送られてきた段ボールはそのまま倉庫の中に置かれて保管されることになります。
取り出したい場合も、そのまま段ボールのまま配送してもらいます。
シンプルな保管方法と言えますね。
「ボックスプラン・アイテムごと」プラン
2つ目は、同じくボックスプランでありながら、アイテムごと保管するプランです。
「写真付きプラン」「撮影ありプラン」などと呼ばれることもあります。
さきほどと同じように、送られてきた専用段ボールに預ける物を入れて発送するところまでは同じ。
しかし、倉庫に送られてきた段ボールはそのまま保管されるのではありません
倉庫管理スタッフによって開封され、中に入っているアイテム1点1点写真撮影されます。
その画像はマイページや専用アプリにアップされるので、利用者が自分の預けた荷物一覧を見ることができるのです。
撮影が終わったアイテムは再び段ボールに入れられて保管されることになりますが、データ上では1点ずつ管理されることになります。
そのため、引き出したいアイテムがあった場合は、箱ごとではなく1点ずつ取り出しが可能。
マイページのアイテムデータから取り出したいアイテムにチェックを入れるだけで、希望のアイテムだけ届けてもらうことができるので便利です。
「大型荷物」プラン
3つ目は、大型荷物プランです。
段ボールに入らないような大型荷物は、そのまま集荷し、倉庫に運んでもらいます。
0.5畳、1畳、1.5畳など、必要なサイズのスペースプランを選び、そのスペースで保管することになります。
大型荷物プランの場合も、「ボックスプラン・アイテムごと」のように1点ずつ写真撮影され、マイページや専用アプリでチェックできるケースが多いです。
また、ベッドのような大型家具の場合は、分解して集荷され、その状態で保管されることもあります。
取り出す場合には、また組み立てて届けてくれるので便利です。
オプションも利用できることも
保管方法として最後にご紹介したいのは「オプション」についてです。
宅配トランクルームの中には、以下のようなオプションを選べる場合があります。
- ハンガー保管
- 衣類、布団のクリーニング
- 靴の修理
- 書籍の溶解処分
このように、ただ保管するだけでなく、さまざまな保管方法を選択できるのも宅配トランクルームの特徴です。
ハンガー保管のオプションを選択すれば、洋服をハンガーに吊るして保管してもらうことが可能です。
クリーニングや修理オプションをつければ、お手入れした後に保管することになります。
また、本を処分したくなったタイミングで、文書溶解処分オプションを利用して処分してもらうということもできますね。
このようなオプションが利用できるのは一部の宅配トランクルームにはなりますが、さまざまな保管方法が選択できるのが便利ですね。
「宅配トランクルームの洋服に特化したサービスについて」「宅配トランクルームの本に特化したサービスをご紹介」の記事では、このようなオプションが利用できるおすすめサービスをご紹介していますので、気になる方はチェックしてくださいね。
宅配トランクルームの室内倉庫での保管方法に関する注意点
ここまで、宅配トランクルームの室内倉庫の「保管環境」「保管方法」について解説してきました。
すぐれた環境で保管してもらえて、保管方法もアイテムごと保管してもらえるなど、手厚いサービスであることがおわかりいただけたと思います。
しかし、最後に一つ注意点もお伝えしておきましょう。
それは、手厚い保管方法であるため、費用が高めということです。
屋外型のトランクルームの場合は管理スタッフが在住しておらず、空調設備もないというデメリットはありますが、そのぶん月額料金が安いです。
室内倉庫であっても店舗型の場合は、利用者が自分で持ち運びをするため送料がかかりません。
宅配型のトランクルームの場合は、倉庫管理にかかる費用と、利用者にかわって荷物を持ち運ぶ送料が加わるため、費用が高めになることは覚えておきましょう。
そのため、宅配トランクルームを利用する際には、できるだけリーズナブルなサービスを選ぶことが大事です。
こちらの記事「宅配トランクルームの格安は?安いサービスを徹底比較」では、低価格&高品質のコスパの良い宅配トランクルームをご紹介しています。
できるだけ費用をおさせて、すぐれた保管環境を提供してくれる宅配トランクルームを探したい方はぜひ参考にしてくださいね。
トランクルームは保管方法がすぐれている室内倉庫がおすすめ
今回は宅配トランクルームの保管方法について考えてきました。
大事な荷物を安心して預けるためには、「どんな環境で保管してもらえるのか」「どんな保管方法なのか」を確認しましょう。
宅配トランクルームの室内倉庫は、屋外トランクルームや店舗型タンクルームよりも保管環境がすぐれていると言えるでしょう。
保管方法も段ボールごと、アイテムごと、大型荷物ごと等から選べるので利用しやすいでしょう。
しかし、保管条件が良いぶん、どうしても費用が高めということは覚えておきましょう。
できるだけリーズナブルな宅配トランクルームを賢く選びたいですね。