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ミニクラとサマリーポケットの違いは?寺田倉庫の2つの宅配トランクルームを比較

ミニクラとサマリーポケットの違いは?寺田倉庫の2つの宅配トランクルームを比較

ミニクラは72年の歴史をもつ寺田倉庫が運営する宅配トランクルームです。

高品質な管理でありながらリーズナブルな価格設定ということで人気を集めています。

そんなミニクラと似たサービスが、つるの剛士さんのCMでおなじみのサマリーポケットです。

料金プランやサービス内容など似ている要素が多いため、どちらを利用するか迷っている方は多いでしょう。

そこで今回はミニクラとサマリーポケットの違いについて考えます。

基本プランの月額保管料金、その他の月額保管料金、取り出し料金、各種オプション、最低利用期間など12の項目を徹底比較。

同じような項目が多いですが、ミニクラのほうが優れている項目、反対にサマリーポケットのほうが優れている項目もあります。

一見同じように見えるミニクラとサマリーポケットですが、細かく比較すると違いがわかるはずです。

どちらが自分に向いているサービスなのか見極めることができるでしょう。

ミニクラとサマリーポケットはどちらも寺田倉庫のサービス?違いがわかりにくい

ミニクラとサマリーポケットはどちらも寺田倉庫のサービス?違いがわかりにくい

ミニクラとサマリーポケットの料金プランやサービス内容を見比べてみると「どうしてこんなに似ているの?」と不思議に思うかもしれません。

これには理由があります。

実はミニクラを運営している「寺田倉庫株式会社」は、サマリーポケットが運営している株式会社サマリーと業務提携しているのです。

そのため、この2つの宅配トランクルームは似た要素がとても多いのです。

とは言え、もちろん全て同じサービスではないため「違いは何?」「どちらを選べばいい?」と困ってしまいますよね。

ミニクラとサマリーポケットの違いがよくわからないと、どちらを選ぶべきか判断できません。

ミニクラとサマリーポケットの違いは?寺田倉庫が手がける2社を徹底比較!

ミニクラとサマリーポケットの違いは?寺田倉庫が手がける2社を徹底比較!

ミニクラとサマリーポケットは、どちらも寺田倉庫が手がける宅配トランクルームです。

そのため、似た要素が多く、違いがわかりにくいでしょう。

その違いを知り、どちらが自分に合った宅配トランクルームなのか見極めるためには、ちょっと大変ですが、あらゆる角度から比較する必要があります。

以下のようにさまざまな角度から比べてみましたので、ご覧ください。

サービス名 ミニクラ サマリーポケット
運営会社 寺田倉庫株式会社
創業:1950年
所在地:東京都品川区東品川2-6-10
株式会社サマリー
設立:2010年
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-3-7 プールビル 3F
対応エリア 全国 全国
初期費用(税込) 無料 無料
段ボール料金(税込) 無料 無料
写真あり・ボックス月額料金(税込) 「レギュラー」「ワイド」330円
「ラージ」600円
「レギュラー」「アパレル」330円
「ラージ」605円
写真なし・ボックス月額料金(税込) 「レギュラー」「ワイド」275円
「ラージ」480円
「レギュラー」275円
「ラージ」484円
段ボールサイズ 「レギュラー」38cm×38cm×38cm
「ワイド」60cm×38cm×20cm
「ラージ」68cm×45cm×38cm
「レギュラー」43cm×37cm×33cm
「アパレル」60cm×38cm×20cm
「ラージ」68cm×45cm×37cm
預け入れ料金(税込) 無料 無料
箱単位取り出し料金(税込) 「レギュラー」「ワイド」1,100円
「ラージ」1320円
※1年以上預けると無料
「レギュラー」「アパレル」1,100円
「ラージ」1,320円
アイテム単位取り出し料金(税込) 880円 ~80サイズ880円
~120サイズ1,100円
~160サイズ1,320円
洋服プラン
クリーニングオプション
本プラン
ヤフオク出品オプション
その他オプション ・文書溶解
・ハンガー保管
・靴修理
・ハンガー保管
大型荷物
温度湿度管理 ×
専用アプリ ×
取り出し対応 最短翌日 最短翌日
最低利用期間 2ヶ月 2ヶ月
最大保証額 1万円 1万円
※1箱月額55円で「あんしんサポート」で最大50万円

このように、同じ項目、似た項目もありますが、異なる部分も多いことがおわかりいただけると思います。

ここからは、1項目ずつさらに掘り下げ、どんな違いがあるのか徹底比較していきましょう。

①運営会社:運営会社は異なる

まずはじめに、それぞれの運営会社について見ていきましょう。

同じ寺田倉庫が手がけるサービスではありますが、運営会社は異なります。

ミニクラを運営するのは寺田倉庫株式会社

ミニクラを運営するのは創業72年の倉庫会社である「寺田倉庫株式会社」です。

もともとコメ倉庫として創業した会社なのですが、美術品や貴重品の保管、さらにはワインセラーなど、管理が難しい物品の保管を手がけてきました。

そのような管理ノウハウを活かしてスタートさせたのが、宅配トランクルーム「ミニクラ」です。

サマリーポケットを運営するのは株式会社サマリー

サマリーポケットを運営するのは2010年設立の株式会社サマリーという会社です。

「所有」のスタイルを進化させることを目的とし、サマリーポケットの運営を行っています。

株式会社サマリーは倉庫会社ではなく、寺田倉庫と業務提携することで、宅配トランクルームのサービスを提供しているのです。

1887年創設の「三菱倉庫」とも業務提携しています。

 

このように、ミニクラもサマリーポケットは運営会社は違いますが、寺田倉庫が手がけるサービスであることは共通しています。

そのため、基本的なサービス内容が似ているのでしょう。

どちらも老舗倉庫企業による宅配トランクルームなので信頼できるサービスということですね。

利用する側としては、寺田倉庫直営の宅配トランクルームでも、寺田倉庫と業務提携している宅配トランクルームでも、あまり違いはないでしょう。

②対応エリア:どちらも全国対応

次に対応エリアについてご説明しましょう。

対応エリアはミニクラもサマリーポケットも全国対応です。

東京23区のみ、関東エリア限定などの宅配トランクルームもありますが、ミニクラもサマリーポケットも全国各地から利用できるので便利ですね。

転勤などで引っ越しが多い方にも使い勝手が良いサービスと言えます。

対応エリアに関しても、違いはありませんね。

③初期費用:どちらも無料

続いて初期費用について見てみましょう。

こちらもミニクラ、サマリーポケットともに初期費用はかかりません。

はじめに契約料金や、段ボールの費用がかかる宅配トランクルームもありますが、ミニクラ、サマリーポケットは初期費用がかからないので気軽に始められますね。

どちらもWEBにて申し込みをすると専用段ボール(もしくはバック)が無料で送られてきます。

初期費用に関しても、両社とも同じ条件ということがわかりました。

④基本プランの費用:ミニクラは1年以上で取り出し無料

次に比較するのは、気になる費用についてです。

まずは基本プランから見ていきましょう。

宅配トランクルームの費用を比較する時は、まず段ボールの大きさと月額保管料金を確認しましょう。

さらに、チェックすべきは取り出し料金です。

宅配トランクルームのサービスでは、荷物を預け入れる時は基本的に無料になります。

しかし、取り出す時には送料がかかるので注意が必要です。

月額保管料金が安くても、取り出し料金が高い場合もありますので、トータル費用をチェックすることが必要です。

ミニクラとサマリーポケットの基本プランの費用をまとめましたのでご覧ください。

ミニクラの基本プラン

写真撮影あり 写真撮影なし
プラン名 MONOレギュラー MONOワイド MONOラージ HAKOレギュラー HAKOワイド HAKOラージ
月額保管料金
(税込)
330円 330円 600円 275円 275円 480円
サイズ 38cm×38cm×38cm(114cm) 20cm×60cm×38cm(118cm) 38cm×68cm×45cm(151cm) 38cm×38cm×38cm(114cm) 20cm×60cm×38cm(118cm) 38cm×68cm×45cm(151cm)
箱単位取り出し
料金(税込)
1,100円 1,100円 1,320円 1,100円 1,100円 1,320円
アイテム単位取り出し
料金(税込)
880円 880円 880円

サマリーポケットの基本プラン

写真撮影あり 写真撮影なし
プラン名 レギュラー アパレル ラージ レギュラー ラージ
月額保管料金
(税込)
330円 330円 605円 275円 484円
サイズ 33cm×43cm×37cm(113cm) 20cm×60cm×38cm(118cm) 37cm×68cm×45cm(150cm) 33cm×43cm×37cm(113cm) 37cm×68cm×45cm(150cm)
箱単位取り出し
料金(税込)
1,100円 1,100円 1,320円 1,100円 1,320円
アイテム単位取り出し
料金(税込)
~80サイズ880円
~120サイズ1,100円
~160サイズ1,320円

どちらも「写真撮影あり」「写真撮影なし」に分かれている

このように、ミニクラもサマリーポケットも「写真あり」「写真なし」の2タイプに分かれています。

「写真撮影あり」のプランでは、預けたアイテムは1点1点写真撮影されて、スマホやPCで見れるようにリスト化されます。

預けた物を忘れてしまうという心配がないですね。

WEB上でアイテム単位で保管されるため、1点ずつ取り出し依頼をしたり、クリーニング依頼をするなど、多彩な使い方ができるメリットもあります。

「写真撮影なし」のプランはアイテムごとの管理はなく、段ボールが開封されることもありません。

リスト化する必要がない方、中身を見られたくない方は、写真なしプランが良いですね。

サイズと料金はほぼ同じ

サイズの項目()の数字は、3辺の合計になります。

それそれの「レギュラー」サイズは3辺合計はほぼ同じですが、形が違うので入れる物によっては使い勝手の良さが違うでしょう。

ミニクラの「ワイド」とサマリーポケットの「アパレル」は同じサイズ。

ミニクラの「ラージ」とサマリーポケットの「ラージ」もほぼ同じサイズですね。

月額保険料金もほぼ同じになっています。

ミニクラとサマリーポケットが似ているというイメージが強いのは、このようにサイズと価格がほぼ同じだからなのですね。

ミニクラは1年以上で取り出し送料無料

サイズと月額保管料金はほぼ同じですが、取り出し料金は少し違います。

まずアイテムごとの取り出し料金は、ミニクラは一律ですが、サマリーポケットはサイズが大きくなると高くなっていますね。

さらにポイントは、箱単位の取り出し料金についてです。

ミニクラもサマリーポケットも同じ料金なのですが、ミニクラは1年以上預けると取り出し料金が無料になるのが特徴です。

これは他の宅配トランクルームにもあまりないシステムなので、お得と言えるでしょう。

ミニクラの送料に関してはこちらの記事「minikura料金を解説!取り出し・集荷の送料」をご覧ください。

 

ここまで、基本プランの費用について2社を比較してきました。

ミニクラとサマリーポケットの基本プランの料金、サイズはほぼ同じです。

写真撮影ありorなしのプランに分かれているところも共通しています。

ミニクラとサマリーポケットが似てると思う方が多いのも納得ですね。

しかし、取り出しにかかる費用が異なりますのでご注意ください。

アイテムごとの取り出し料金は、ミニクラは一律ですが、サマリーポケットはサイズが大きくなると高くなります。

また、1年以上利用した場合、ミニクラのみ箱ごとの取り出しが無料になるという点だけは異なる点ですので覚えておきましょう。

「大きなアイテムを単品で取り出したい」「1年以上利用する予定がある」という方は、ミニクラのほうがお得に利用できますね。

⑤洋服プラン:どちらもハンガー保管OK

次に洋服に特化したプランについて比較したいと思います。

一般的な宅配トランクルームの場合は、基本のボックスプランの箱に洋服を畳んで入れて預けることになります。

ミニクラ、サマリーポケットもボックスの中に入れてOKです。

しかし、2社ともハンガーに吊るして洋服を保管してもらうことができます。

ミニクラは衣類専用のプランがあり、サマリーポケットはハンガーに吊るすオプションをつけることが可能です。

ミニクラは「mkinikuraクローゼット」がある

ミニクラは、衣類専用の「minikuraクローゼット」というプランがあります。

ボックス保管と比較してみましたのでご覧ください。

プラン クローゼット ボックス保管
保管状態 ハンガーに吊るした状態 畳んだ状態
保管点数 10点まで 箱に収納できる数
サイズ 1サイズ 3サイズ
月額料金
(税込)
550円 275円~
箱ごと取り出し送料(税込) 1,100円 1,100円~
単品取り出し送料(税込) 495円+55円/1アイテム 880円

このようにボックス保管は畳んだ状態で保管しますが、minikuraクローゼットはハンバーに吊るした状態で保管するところが特徴ですね。

minikuraクローゼットは10点までという上限がありますが、ボックス保管の場合は段ボールに入るぶんだけOKです。

料金も洋服プランのほうが高くなっていますが、嵩張るアウターなどが多い場合は、割安になるでしょう。

ミニクラの洋服プランに関する詳しい情報はこちらの記事「minikuraクローゼット・クリーニング評判を解説」をご覧ください。

サマリーポケットは「ハンガー保管オプション」をつけられる

サマリーポケットは洋服に特化したサービスはありませんが、以下のようにハンガー保管ができるオプションがあります。

ハンガー保管の月額料金(税込)  1点82円(税込)

この料金が、ハンガー保管オプション料金として月額保管料に加算されます。

ただし、ボックスの中の荷物が全てハンガー保管になった場合には、そのボックス分の月額保管料は翌月から発生しないシステムになっています。

サマリーポケットの洋服プランに関しては、こちらの記事「サマリーポケットのコート・ダウンなどの洋服プラン、ハンガー保管について」もご覧ください。

 

このように、ミニクラもサマリーポケットも洋服をハンバーに吊るして保管することができます。

しかし、ミニクラは10点まとめて利用できる衣類専用プランがあり、サマリーポケットは1点ずつオプション料金がかかります。

まとめてハンガー保管したいという方はミニクラがシンプルで便利ですね。

数着だけハンガー保管したいという方は、サマリーポケットのほうが無駄なく利用できるでしょう。

⑥クリーニング:どちらも対応。サマリーポケットは靴のお手入れも

ミニクラもサマリーポケットも、保管するだけではなく衣類や布団などのクリーニングサービスも用意しています。

それぞれ内容がやや異なりますので比較してみましょう。

ミニクラはクリーニング専用プランがある

ミニクラは、下表のようにクリーニング専用の衣類プランがあります。

料金(税込) 12,100円
利用期間 6ヶ月
※7ヶ月以降は月額550円(税込)
利用点数 10点まで
預け入れ送料 無料
取り出し送料 無料
※アイテムごとは880円(税込)

このように6ヶ月以上の保管が条件になり、衣類10点まで預けられるクリーニングプランです。

単品で預けるよりも割安で、価格も利用方法もシンプルで使いやすいですね。

さらにミニクラは、以下のように単品でクリーニング利用することも可能です。

アイテム クリーニング料金(税込)
衣類 900円
4,180円
バック 4,180円
布団 4,400円
ラグマット(1~3畳) 3,800円
毛布 2,000円
タオルケット 2,000円
敷きパッド 2,000円
2,000円
シーツ※単体は不可 1,100円
布団カバー※単体は不可 1,100円
枕カバー※単体は不可 1,100円

このように衣類、靴、バック、寝具などさまざまなアイテムのクリーニングに対応しています。

価格は後述するサマリーポケットとほぼ同じです。

サマリーポケットは靴のお手入れも

サマリーポケットはクリーニングのためのプランはありません。

以下のように単品でクリーニングを利用するようになります。

コース クリーニング料金(税込)
衣類スタンダードコース 990円
衣類プレミアムコ―ス 1,276円
布団 4,400円
毛布 2,200円
敷きパッド 2,200円
2,200円
3,300円
靴リペア 1,4080円~

ミニクラよりもやや対応アイテムが少ないですね。

ミニクラのようにバッグのクリーニングは行っていません。

しかしポイントは、靴リペアです。

ヒールの修理、ソールの修理などを行っています。

靴の修理は時間がかかりますので、保管と一緒にお願いできたら便利ですね。

サマリーポケットのクリーニングサービスに関する情報は、こちらの記事「サマリーポケットのコート・ダウンなどクリーニング情報」をご覧ください。

 

このように、ミニクラもサマリーポケットも、保管中にクリーニングに出すことが可能です。

ただし、ミニクラのほうが保管とクリーニングがセットになったプランがあるため、預けるアイテムによっては割安になります。

10着程度まとめてクリーニングに出したい方はミニクラが良いでしょう。

一方、サマリーポケットには靴の修理サービスも利用できるメリットがあります。

靴のお手入れを重視したい方は、サマリーポケットが良いですね。

⑦本プラン:ミニクラは溶解サービス、サマリーポケットはゆうメールサービス

ミニクラとサマリーポケットはそれぞれ本に特化したプランもあります。

本や雑誌の他、CDやDVDなども預けることができるプランです。

アイテムごと写真に撮ってリスト化される他、本に特化したオプションなどをつけることができます。

それぞれの本プランをご覧ください。

ミニクラは文書溶解サービスが便利

プラン名 MONOライブラリー(写真撮影あり) HAKOブック(写真撮影なし)
月額保管料金(税込) 495円 275円
サイズ 42cm×33cm×29cm 42cm×33cm×29cm
箱ごと取り出し送料(税込) 1,100円 1,100円
アイテムごと取り出し送料(税込) 356円+35円/点

ミニクラは写真ありorなしを選ぶことができます。

写真なしは月額料金がぐんと安くなるので、安く利用したい方、中身を見られたくない方に便利ですね。

さらに、ミニクラの本プランの特徴は、文書溶解オプションを利用できるところです。

一定期間預け後に「やはり処分しよう」と思った時は、取り出て処分する必要がありません。

そのまま溶解処分を依頼することができるので便利です。

ミニクラの溶解処分サービスに関する情報は、こちらの記事「ミニクラの布団プラン、本の溶解サービスについて」で詳しくお伝えしておりますのでご覧ください。

サマリーポケットはゆうメールが便利

ブックスプラン ブックス(写真撮影あり)
月額保管料金(税込) 440円
サイズ 44cm×24cm×33cm
箱ごと取り出し送料(税込) 1,100円
アイテムごと取り出し送料(税込) ~80サイズ:880円、~120サイズ:1,100円、~160サイズ:1,320円
ゆうメールの取り出し ~250g:352円、~1kg:550円

一方サマリーポケットの本プランには「写真なし」はありません。

写真が必要ないという場合は、上の章でご説明した基本プランの「写真なし」を選ぶことになりますね。

サマリーポケットの本プランにはミニクラのような文書溶解サービスはありません。

しかし、ミニクラにはない「ゆうメール」対応があります。

文庫本1~5冊程度のボリュームであれば、ゆうメールで送ってもらうことができます。

ポスト投函OKなので留守がちな方でも気軽に利用できるでしょう。

 

このように本のプランに関しては、ミニクラとサマリーポケットでサービス内容が異なりますね。

まず、「写真撮影なし」の本プランを利用したい方はミニクラが良いでしょう。

一定期間預けた後に処分する可能性がある方も、ミニクラが良いですね。

一方、ゆうメールで気軽に取り出したいという方は、サマリーポケットが便利です。

⑧ヤフオク出品オプション:ミニクラは手数料無料

ミニクラとサマリーポケットに共通するメリットとして、ヤフオク出品オプションがあります。

預けているアイテムをヤフオクに出品し、売れた場合はにスタッフが発送してくれるというとても便利なサービスです。

ミニクラとサマリーポケットはそれぞれサービス内容が異なりますのでご覧ください。

ミニクラは手数料無料で利用できる

ミニクラでは「写真撮影あり」プランのものに限り、預けている物をヤフオクに出品することができます。

落札された後は、ミニクラのスタッフが発送してくれるので非常に便利です。

さらに、ヤフオク出品、落札にともなう手数料はかかりませんのでご安心ください。

ミニクラのオークションに関する内容はこちらの記事「minikuraオークション情報!メルカリ・ヤフオクの手数料は?」でも詳しくお話しています。

サマリーポケットは手数料がかかる

サマリーポケットの「写真撮影あり」プランも保管と同時にヤフオク出品が可能です。

ミニクラ同様に落札後の発送はスタッフがしてくれるのですが、手数料がかかりますのでご注意ください。

落札価格(1点あたり) 出品代行手数料
300,000円〜 10%
100,000〜299,999円 12%
50,000〜99,999円 17%
20,000〜49,999円 22%
100,000〜19,999円 28%
5,000〜9,999円 30%
1,500〜4,999円 一律1,500円

このようにサマリーポケットは手数料がかかるところは難点と言えますね。

サマリーポケットのオークション情報はこちらの記事「サマリーポケットのヤフオク手数料は?メルカリで売る方法も」をご覧ください。

 

このように、ミニクラもサマリーポケットもヤフオク出品ができるのですが、手数料がかからないという点でミニクラに軍配が上がりますね。

頻繁に出品したい方は、手数料がかからないミニクラが良いでしょう。

⑨大型荷物プラン:大型サイズ対応はサマリーポケットだけ

宅配トランクルームは、段ボールに入れて荷物を預けるタイプと、段ボールに入らないような大型サイズの荷物を預けられるタイプがあります。

ミニクラとサマリーポケットは前者のタイプですね。

家具家電などの大きな荷物を預けることはできません。

しかし、サマリーポケットの場合は以下のように、スーツケース、スキー・スノーボード、ゴルフバックに限り、預けることができます。

大型アイテムプラン(撮影あり) スーツケース スキー・スノーボード ゴルフバック
月額保管料金(税込) 638円 770円 770円
専用カバー 71cm×32cm×84cm 59cm×174cm 69cm×143cm
アイテムごと取り出し送料(税込) 1,320円 1,320円 1,320円
箱ごと取り出し送料(税込) 1,100円 1,100円 1,100円

このように、ボックスプランと比べるとやや高いですが、他社の大型プランと比べるとリーズナブルな料金と言えます。

このような大型荷物を預けたい方は、ミニクラではなくサマリーポケットが向いていますね。

サマリーポケットの大型荷物に関する情報はこちらの記事「サマリーポケットのゴルフパック・スノーボードプランなど」をご覧ください。

大型荷物プランについて詳しく解説しています。

⑩取り出し対応:どちらも最短翌日

宅配トランクルームは自分で荷物を持ち運ぶ必要がなく、配送業者が集荷・配達してくれるところが魅力です。

しかしその反面、自分で好きな時に取り出せないという難点もあります。

預けている荷物が急に必要になった時に困らないように、取り出し対応について確認しておくと安心です。

ミニクラもサマリーポケットも同じく寺田倉庫が管理していることもあり、取り出し対応は同じになっています。

どちらも取り出し依頼をしてから最短翌日に届くスピード対応が魅力となっています。

もちろん、混雑時などは1週間以上かかる場合もありますが、基本的に迅速対応に力を入れています。

取り出し対応の良さを重視したい方は、ミニクラ、サマリーポケットどちらを選んでも良いでしょう。

⑪最低利用期間:どちらも2ヶ月

次に比較したいのは、最低利用期間です。

宅配トランクルームでは、各社最低利用期間を設けています。

1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月などの設定が多いですね。

例えば最低利用期間が6ヶ月の場合、もし1ヶ月だけで利用をやめても、6ヶ月分の月額料金はかかることになるのです。

ミニクラとサマリーポケットはどちらも、最低利用期間は2ヶ月です。

短期間利用したいという方は、ミニクラもサマリーポケットどちらもおすすめです。

⑫最大保証額:サマリーポケットは「あんしんサポート」あり

宅配トランクルームでは、万が一のトラブルに備えた保証サービスがあります。

宅配トランクルームの1箱あたりの最大保証額は1万円が相場です。

ミニクラもサマリーポケットも相場通りの金額になっていますね。

しかしサマリーポケットは、月額55円で「あんしんサポート」オプションをつけることができます。

そうすると保証額の上限がぐんと上がります。

高価な物を預けるつもりの方は、ミニクラよりもサマリーポケットが安心ですね。

サマリーポケットの保証に関する情報は「サマリーポケットの安心保証サポートについて」をご参考ください。

ミニクラとサマリーポケットの違いを見極めて自分に合ったサービスを選ぼう

今回は寺田倉庫が手がかるミニクラとサマリーポケットについて徹底比較をしてきました。

どちらも料金プランやサービス内容など、似ている点が多いため、「結局どちらが良いんだろう」と悩んでしまう方は多いでしょう。

しかし、今回ようにさまざまな角度から比較してみると、意外と違いがあることがおわかりいただけたと思います。

ミニクラ、サマリーポケットはどちらも低価格&高品質の魅力的な宅配トランクルームなのでどちらもおすすめです。

しかし使う方によって良し悪しが分かれると思いますので、今回ご紹介した項目を参考に比較してみて、より利用するメリットの多いほうを選んでくださいね。